ペットのためのヘルスケア Library

フィラリアを知ろう

フィラリアが犬に引き起こす病害

フィラリアが犬に寄生した際に引き起こす病害(症状)をご紹介します。

フィラリアは犬の肺動脈や心臓に寄生することで、心臓の働きを低下させ、全身の血液循環や肺も悪くなり、放っておくと命に関わる恐ろしい病害を引き起こします。また、犬だけでなく、猫や人にも感染することがあります。フィラリアが引き起こす主な病害(症状)は次のとおりです。

犬にみられる症状

犬イメージ

犬の場合、血液の循環障害が起こり、以下のようなさまざまな症状が現れます。病気が進行していると、最悪の場合、命に関わることもあります。

  • 疲れやすくなり、散歩などの運動をいやがる
  • 興奮したときや早朝などに、乾いた咳をする
  • 肝臓の肥大、おなかに水が溜まる、むくむ
  • 血色素尿(赤血球が破壊されて血の色素が尿に混じったもの)や貧血
  • 呼吸困難やかっ血(血を吐くこと)

人への感染

肺犬糸状虫症CT像肺犬糸状虫症CT像
写真提供/東京医科歯科大学教授 藤田紘一郎 先生

無症状のケースも多いのですが、咳や血痰(けったん:軽い程度のかっ血)、呼吸困難などが見られることがあります。犬糸状虫が肺でコイン状の肉芽腫をつくるため、このような呼吸器系のトラブルを引き起こします。

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