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おすすめペッタメ情報第10回 [フェイバリッツシネマ]『幼獣マメシバ』

『幼獣マメシバ』イメージ
『幼獣マメシバ』
発売日:発売中
発売元:「幼獣マメシバ」製作委員会
販売元:竹書房
価 格:¥3,990 (税込)
(C) 2009「幼獣マメシバ」製作委員会
STAFF&CAST
監督亀井亨
出演佐藤二朗/安達祐実/渡辺哲/高橋洋/高橋直純
西田幸治(笑い飯)/笹野高史/藤田弓子
志賀廣太郎 他
INTRODUCTION&STORY

一郎(生後2ヶ月のマメシバ)と二郎(中年ニート)、デコボコ兄弟の珍道中。芝二郎、35歳。二郎だけど長男。無職。生まれ育った小さな町から一歩も外に出ずに実家でぬくぬくと暮らしていたが、父が突然他界し、続いて母が家出。芝家は一体どうなるのかと親戚一同が不安に包まれる中、マメシバの子犬がちょこんと現れた。「犬なんて100パー無理!」と背を向ける二郎だったが、母が自分を探させるためによこした子犬だと判明し…。幼なじみに背中を押され、二郎はマメシバの一郎を連れて人生初の「旅」に出る…。

ちいさな、ちいさな、マメシバが導いてくれた大人への道。

放物線を描いて飛んでいくボール。一目散にそれを追いかけていくうちの犬。どうしてそんなに真剣になって目の前のボールを追いかけるんだろう?不思議に思いながらも、「もう一回」と催促するように尻尾を振られると、疲れていてももう一度ボールを投げてしまう私。

映画「幼獣マメシバ」の主人公は、働きもせず家に引きこもるニート中年の二郎。生活は全て自宅から半径3キロ以内で済むというのだから筋金入り。このままぬくぬくと暮らしていけるのかと思いきや…ある日、父が亡くなり、母も失踪してしまいます。かなり衝撃的な展開に、これで立ち直れるかと思いきや、ニート魂全開でぼんやりと生活を続けようとする二郎。そんな彼の前に出現したのがマメシバの仔犬。どうやら失踪中の母が送り込んだよう。とりあえず母に犬を返して平穏な生活を取り戻そう!彼とマメシバの一郎、そして見守る人々をも巻き込んだ珍道中がはじまります。

母の残すヒントをたどりながら旅を続ける二郎には、遊園地のお化け屋敷、赤の他人の家でのお泊り、留置場など、初体験のオンパレード。しかし、その経験が二郎を成長させていきます。一郎が湖に落ちてしまうという危機が訪れたときには、カナヅチにもかかわらずとっさに飛び込んで助けようとさえします。責任感のかけらもないような人間の変化にまわりもびっくり。きっと今までは、できないんじゃなくて、やらなかっただけ、チャンスがなかったんじゃなくて、チャンスを避けていただけ?と思わされるシーンです。

観ている私たちも現実から逃げてしまおうとするのはよくあるお話。二郎の行く末を見守りながら自分はどうだろうと振返りたくなる作品です。母を探すという目的に懸命になっているうちにいつのまにか成長していた二郎。目的はシンプルでもその先に得られるものはとっても大きいことがあるんだと教えてくれる物語でもあります。

今日は父が犬のボール遊びのお相手。「毎日飽きずによくやるなぁ」と父のぼやき。でもね、父さんのお腹、ボール遊びをするようになってから引っこんできたって気づいてるかな?

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